iPhoneの設定画面をポチポチしてるとでてくるデータローミング設定。とりあえずそのままオンにしてる人も多いでしょう。
でもデータローミングをオンにしてると大変なことになるかも。iPhoneの大容量プランや使い放題プランを契約してても、高額な請求がくることもあるんです。
データローミングは主に海外でiPhoneを使うときに使う機能。海外旅行に行くときはもちろん、国内の利用でも忘れずにオフにしておく方が安心です。
今回はスママニ編集部がiPhoneのデータローミング設定オン・オフの切り替え方法。海外旅行時のトラブル対策をお伝えします。
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データローミング設定とは?
iPhoneの初期設定で、オンになってるデータローミング設定。
データローミング設定はドコモやau、SoftBankの電波が届かない国外でインターネットを使いたいときに設定する機能なんです。
なので、海外旅行に行く予定のない人。国外の高額なパケット料金を支払いたくない人は、データローミング設定をオンにすべきではありません。
オンにするとどうなる?
データローミングをオンにするとドコモやau、SoftBankが指定する海外の電波を使ってネットにつながるんです。国外でもそのままiPhoneが使えるってことですね。
でも海外のパケット料金+ドコモやau、SoftBankの仲介料が追加され思わぬ料金に。使い放題プランや50GBなどの大容量プランを契約してても、国外では適用されません。
わたしの知人は何十万モノ通信費を請求されることになりました。
データローミングをオンにしてると入国した時点。船や飛行機搭乗時では電波が国外事業者に切り替わった瞬間から、iPhoneで高額な請求が発生するかもしれないんです。
オフにするとどうなる?
データローミングをオフにしても、国内でのiPhoneの利用に影響はでません。
また海外でデータローミングをオフにしても、通話やショートメールなど携帯電話としての機能は問題なく使えます。
国外でデータローミングオフ
- twitterが使えなくなる
- Instagramも使えない
- LINEも使えなくなる
- メールも送信できない
- カメラで写真は撮れる
海外でデータローミングをオフにすると、インターネットを使う作業は全てできなくなります。その代わりに気づかぬうちに、iPhoneで高額な請求をうけなくなるんです。
データローミングのオン/オフ設定方法
国内だけでiPhoneを使う人。国外で高額な請求をうけたくない人は、データローミングをオフに設定しましょう。
iPhoneは操作していないときでも、通信していることも。国外でインターネットを使うときだけ、データローミングをオンにすると無駄なギガ代金を支払う必要もありません。
iPhoneの画面上から設定アプリを開きましょう。
モバイル通信をタップします。
左にボタンをスライドさせると、データローミングをオフにできます。設定はかんたんなので、必要なときだけオンにした方がよいでしょう。
データローミングの注意点とトラブル対策
どうしても海外でインターネットを使いたいとき以外は、オフにしたいデータローミング。
数万円の請求がきて驚かないように、データローミングの仕組みとトラブル対策の方法も確認してみましょう。
海外のパケットは驚くほど高い
海外でギガを消費すると、1MB程度で約2,000円前後の請求が届きます。1MBは1GBの1/1000。国外のデータローミングで1GB使うと、200万円も支払わなくてはいけません。
LINEやtwitterを開くだけでも数千円。ギガをたくさん消費するInstagramやYouTubeを使ったときには、帰国後に白目をむくハメになるでしょう。
またデータローミングをオンにしてLINE通話すると、国際電話の料金よりも高い請求が届くことにも注意が必要なんです。
海外データ通信プランも割高に
データローミングをオンにして、国外でインターネットを使うときは最低限。国内の通信事業者がだしてる海外オプションパックを利用しましょう。
ドコモ | au | SoftBank | |
1時間プラン | 200円 | - | - |
24時間プラン | 980円 | 980円 | 1,980円25MBまで 2,980円25MB以上 |
3日間プラン | 2,480円 | - | - |
5日間プラン | 3,980円 | - | - |
7日間プラン | 5,280円 | - | - |
ドコモやauの場合はデータローミングをオンにして、国外でインターネットを使うと1日辺り980円。ちょっと高いと思いませんか?
しかも、別料金を取られるのに、国内で契約してるプランのギガを消費。ギガを使い切ると追加するまで、国外でも速度が落ちたままになってしまうんです。
SoftBankの場合は、25MBまで1,980円。25MB超えると2,980円。25MBは1GBの1/40なのでInstagramやYouTubeを使えば一瞬でしょう。
国外でデータローミングをオンにしてインターネットを使うと、SoftBankは1日あたり2,980円も請求されてしまうんです。
現地simやレンタルwifiを使おう
最低でも980円。SoftBankのiPhoneだと2,980円も請求されてしまうデータローミング。海外でインターネットを使いたいときは、
- 現地通信事業者のsimを入れる
- ネットからレンタルWiFiを申込
などもっと通信費用の安い方法を選んだ方がよいでしょう。simフリーのiPhoneを用意する。日常会話程度の英語が必要など敷居が高いけど、現地通信事業者のsimなら1日数百円程度。
レンタルWiFiなら、1日辺り790円から。みんなでギガを使える使い放題プランでも、1,190円くらいでインターネットが使えるんです。
クラウドsimwifiルーターも便利
国内はもちろん国外でも使えるクラウドsim対応のwifiルーターも便利です。
クラウドsim対応のwifiルーターは、国内ではドコモ/au/SoftBankのsim。国外では海外通信事業者のsimに自動的に切り替えてくれるので、外国でもそのままインターネットが使えるんです。
国外で利用しても、支払うのは毎月の支払い料金だけ。携帯キャリアのように追加費用を支払う必要もナシ!レンタルWiFiのように、返却の手続きがないのも嬉しいですね!
iPhoneのデータローミングはオフにした方が良いまとめ
今回はスママニ編集部がiPhoneのデータローミング設定オン・オフの切り替え方法。海外旅行時のトラブル対策の内容をお伝えしました。
データローミングはオフに
- 海外でネットを使うと高額
- 海外プランで使っても割高
- 海外sim,レンタルwifiを使用
- クラウドsimサービスも便利
データローミング設定をオフにしても、国内でのiPhoneの利用に影響はありません。
海外に旅行してデータローミング設定をオンにするときは、最低でも海外プランに申し込んでるか確認してください。
国内通信事業者の高すぎる海外プラン料金に納得できないときは、海外simやレンタルwifi。クラウドsim対応のネット回線などを使いましょう!